2018年5月15日
Lamp 8thアルバム『彼女の時計』リリース



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Andre Solomko ―Ou Es-tu Maintenant?

Andre Solomko 『Ou Es-tu Maintenant?』2012年

久しぶりに「これは良い!」となったアルバム、
アンドレ・ソロンコの『Ou Es-tu Maintenant?』。


この音楽、はじめは70年代のアルバムがCD化されたのかと思ってYouTubeで聴いていたのですが、どうやらそうではなかったようで、2012年リリースの今の音楽だったんですね。

まず僕が聴いたYoutube音源を載せます。
この曲聴いて「良い!」となった方は、もうそのままアルバムを買ってしまって大丈夫です。アルバム全曲良い感じですので。
僕はそんな感じで聴いた日にネットでCDを購入しました。


Andre Solomko & Vinyl - I Recall (Official)



曲によって、男性ボーカルと女性ボーカルとありますが、どちらもかなり良い感じでした。
この記事はLampの音楽を知っている人が読んでいるでしょうから書きますが、Lampの音楽が好きな人なら、これも良いと思うような気が致します。


で、ですね。
僕はこの音楽を聴いて思ったことが沢山ありました。

この方(たち)がただこういう方法で音楽を作るのが好きな(言ってみれば純粋な)気持ちだけでやっているのか、はたまた、現代の音楽(音作り)に対するアンチテーゼがそこに含まれているのか、わかりませんけど、
ここに今の音楽の物足りなさに気付く要素が沢山入っていたんですね。


まず、演奏。
今の音楽はかっちり整理されすぎている。
これはいつも思ってました。
これを聴いて、ああやっぱりこれくらいラフで良いんだよなと思ったわけです。※


そして、楽器。
やはり楽器はサンプラーでなく、当時の楽器を使うべきだなと。
特に鍵盤楽器は違いますね。
僕らも特に『ランプ幻想』以降はかなりやってきましたけど。
これ聴いて思いました。やっぱり当時の本物の楽器(所謂ヴィンテージ楽器と呼ばれるもの)だと全然違いますね。
当時の機材はコンディション等当然良くはなく、たいがい暴れん坊なわけですが、結果的にそれが個性となるようにも思うのです。


そして、機材。
ミックスやマスタリングにオープンリールを使うというのは、今でもたまに話しを聞きますが(実際僕らもやりましたけど)、
この人たちはミックスをミキサーでやっているんですね。多分。
これはかなり音楽の方向性を決定付けるなと思いました。

ミキサーでやるとまあ音も違うんでしょうけど、まず各トラックのバランス、混ざり具合がかなり暴力的になる。

音楽がパソコンで作られたりとかミックスされたりするようになる前はみんなミキサーを使っていたわけで(つまりフェーダーを指で動かしてミキシングが行われていたわけで)、この感じって今の音楽と決定的に違うなと思いました。

このバンドのミックスはわざとらしいくらい乱暴なんですが、60年代、70年代あたりの大して有名じゃないアーティストのミックスってけっこうこういう乱暴なのが多いんですよね。
そして僕はそういうところに大分魅力を感じる人間でして。
これはかなり勉強になりました。

それと、ディレイやリバーブに何を使っているのか気になりました。もし新しい機材を使っているとしたらけっこうセンス良い。
2000年代に音楽を作っている身として、この2点はいつも納得が出来ないというか、難しいなと思うんです。


そんなわけでこのアルバムは、僕にとって大分感じ考えさせられるアルバムだったわけですが、音の方はそれはそれで聞き流しても聴き込んでもどちらでもいける作品だと思いますし、かなりお薦めです。


※ただし、6曲目、「I Recall」のInstrumental Versionのストリングスはいただけません。
いただけないながら、これどんな状況だったか痛いほどわかります。。
(既に録音されたものに音を被せる作業に慣れていないクラシック畑の方々をお招きして、16ビート系の曲で弦全員リズムが非常に前のめりになるというパターン。。)
これ聴いたとき他人のことに思えなく、苦笑いしてました。多分。
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