2018年5月15日
Lamp 8thアルバム『彼女の時計』リリース



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生い立ちからバンド結成、
そして現在までの経緯。





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Trip to 70's in Brazil on Spotify

以前、Spotifyに1980年代ブラジルのプレイリスト「Melancolic Nostalgic 80s MPB」を公開しましたが、
今回は1970年代に絞った選曲でプレイリストを公開します。


プレイリスト on Spotify
「Trip to 70's in Brazil」

 

 

1.Gonzaguinha「Vai Meu Povo」1978
このアルバムはSpotifyで初めて聴きました。
作曲者がゴンザギーニャになってますが、曲調的におそらくイヴァン・リンスが半分以上関わっているような形だと思います。
ネットでこのアルバムのクレジットを検索したところ、演奏者がミナス系ミュージシャン大勢とイヴァン・リンス、ジルソン・ペランゼッタ等個人的にかなりやばいメンツでした。フィジカルで持っていたい1枚ですね。
特にこの曲が良かったんですが、アルバム自体もエフェクティブで、ミナスっぽい(ミルトン的な)暗さ&怪しさもあり、良いです。

 

2.Jorge Ben「Apareceu Aparecida」1970
ジョルジ・ベンの最高傑作からの1曲。アルバム全体良いので、どの曲にするか迷いました。
このアルバムの演奏はトリオ・モコトーとのことで、グルーヴ感がたまりません。

 

3.Gilberto Gil「Retiros Espirituais」1975
ジルベルト・ジルの傑作バラード。カエターノのような旋律ですね。
こういう昔のクリック(メトロノーム)を使わないで段々テンポがはやくなっていっちゃう演奏、良いなぁと思います。
途中で出てくるマイナーメジャーセブンスはこの曲の肝だと思うのですが、「さち子」で使わせてもらいました。
最後に1オクターブ高くなるところがこの曲のハイライトです。

 

4.Edson Frederico「Bobeira」1975
ひたすらフェンダーローズ+リズム隊のグルーヴが気持ち良い曲ですね。
プレイリスト後半に出てくるオルランヂーヴォという人の曲です。

 

5.Lo Borges「Clube Da Esquina Nº 2」1979
このブログではもう何度も紹介しているロー・ボルジェスの超名盤の超名曲です。
音楽の魔法。
人生で1番好きなアルバムなので、これを入れないわけにはいきません。

 

6.Antonio Carlos E Jocafi「Glorioso Santo Antonio」1973
呪文的なイントロからのグルーヴィーな演奏のギャップ、そして、微妙に怪しいピッチ感、全てのバランスが最高です。
バスドラとハイハットがすごく気持ちいい。
コード感が少ないとこれくらいピッチ(もしくはチューニング?)がずれていても気持ちよく聴けちゃうんだなぁ。

 

7.Edu Lobo「Zanzibar」1970
エドゥ・ロボって不思議な名曲多いんですよ。
「Casa Forte」とか「Upa Neguinho」とか、カバーされまくってます。
このアルバムはエルメート・パスコアルやアイアート・モレイラ等のQuarteto Novoが演奏しています。
エンディングのエルメートのウーリーのソロが熱いです。

 

8.Toninho Horta E Orquestra Fantasma「Diana」1979
ミナス系アーティストの代表的な存在、トニーニョ・オルタの、難解で不思議で、けど美しく、そして切ない曲。
ローズとアープが効果的な1曲です。
これが流れている間、ただただ音楽に浸っていたい。そんな曲です。

 

9.Beto Guedes「Feira Moderna」1978
ベト・ゲヂスはいろんな楽器を演奏するミナスのマルチ・プレイヤーです。
昔の曲ってほとんどSpotifyにないんですよね。
ここでは西欧的なロックの8ビートにベトの切ない曲が乗る代表曲を選びました。
ファズ・ギターのソロはベト本人によるもの。
「誰も知らない」なんかはこの感じに影響を受けました。

 

10.Sergio Mendes「Aquelas Coisas Todas」1979
セルジオ・メンデスによるトニーニョ・オルタの名曲カバー。
女性のダブル・ヴォーカルで、本人のヴァージョンよりポップな印象です。

 

11.Zizi Possi「Luz E Misterio」1979
ジジ・ポッシによるベト・ゲヂスの名曲カバー。
原曲が滅茶苦茶いいので、誰がやっても素晴らしい出来になりますね。
このアルバムはSpotifyで初めて聴きました。というか、ジジ・ポッシ自体そんなに持ってないです。
色んな人の作品に参加しているようで、本人の作品はそんなに聴かずとも声は色んなところで聴いてきました。

 

12.Simone「Valsa Rancho」1977
シモーネによるフランシス・ハイミの名曲カバー。
本人のヴァージョンも好きですが、ミナス臭の強いこっちのヴァージョンの方がもっと好きかもしれません。

 

13.Ivan Lins「Velas Icadas」1979
イヴァン・リンスも名曲が多すぎてどれにするかかなり迷いました。
この時期、ジルソン・ペランゼッタ(この曲ではエレピ担当)とイヴァン・リンスのコンビで名曲・名演を沢山残しました。

 

14.Carlos Lyra「Canaa」1975
ボサノヴァ期が有名なカルロス・リラですが、このアルバムが一番好きです。
シンセの音色が時代感を醸し出していて最高です。
落ち着く1曲。

 

15.Joao Donato「Acalanto Para Enganar Regina」1978
最近出たジョアン・ドナートの70年代の未発表音源集からの1曲です。
僕は4枚組ボックスで聴いたわけではありませんが、このアルバム自体は、ジョアン・ドナートが、ミルトン・ナシメントとかノヴェリみたいな雰囲気の音楽をやっているという、とても意外で珍しい音源集でした。
何度も繰り返し聴いています。
この曲の女声はクアルテート・エン・シーに聴こえますが、誰でしょう。
地味ながらも流していると沁みる一曲です。

 

16.Francis Hime「Luisa」1977
長い間、一緒にやっていたフランシス・ハイミとシコ・ブアルキのデュエット曲。
鳥肌無しには聴けません。
初めて聴く人には二人の声が区別が付かないと思いますが、出だしがシコ・ブアルキ、次のフレーズがフランシス・ハイミです(2番は逆になってます)。
ピアノとフルートだけのシンプルな演奏ですが、とても感動的な曲です。

 

17.Teti「Passaras, Passaras, Passaras」1979
テチが同じセアラ―のアーティスト、ファギネルとデュエットしている曲です。
ギターやアレンジを担当しているのはトニーニョ・オルタ。
この曲はちょっと日本の演歌のようなものを感じる部分もありますね。
最後の二人のハーモニーにいつも鳥肌が立ちます。

 

18.Milton Nascimento「Paixao E Fe」1978
ミナスのアーティストで最も有名なミルトン・ナシメント、どの曲にするかすごく悩みました。
これは同じミナスのアーティスト、タヴィーニョ・モウラの曲のカバーです。
演奏も、タヴィーニョ・モウラ本人の他、ネルソン・アンジェロ、ノヴェリ(ベース)、ベト・ゲヂス(バンドリン)等々、ミナス勢が多数参加しています。

 

19.Djavan「Serrado」1978
ジャヴァンはこの曲でも感じられるように、分かりやすくも洗練された楽曲を得意としていて、また、日本人の我々にとってもブラジル音楽に入っていきやすいきっかけになるアーティストの一人かなと思います。
いつの時代の作品を聴いてもジャヴァンらしいオリジナリティ、すなわち音楽的な意欲が感じられます。
今回は70年代縛りなので、この2ndアルバムの代表曲でもあり、個人的にも大好きな曲を選びました。シンプルにかっこいい曲ですね。

 

20.Quarteto Em Cy「Cavalo-Ferro」1972
女性4人姉妹のコーラスグループ。このアルバムが一番人気があるような気がします。
僕もこのアルバムが一番好きです。
ちょっと暗さがあって良いんです。
この曲は、メロディーの所為かもしれませんが、ブラジル北東部のノリに少し西欧的なリズムが混じっているように聞こえて面白いです。

 

21.Raimundo Fagner「Cebola Cortada」1977
ファギネルというダミ声のシンガーです。
最初はいまいち歌声に馴染めなかったんですが、聴いている内にむしろこの声を求めるようになっていました。
このアルバムはエルメート・パスコアルが参加しており、かなり混沌とした仕上がりになっています。

 

22.Gal Costa「De Onde Vem O Baiao」1978
同じバイーアのジルベルト・ジルの曲を歌うガル・コスタ。
バックにトニーニョ・オルタやヴァギネル・チゾ等のミナス系のアーティストが参加しているというのが個人的なポイントです。
パウリーニョ・ブラガのドラム(特にバスドラ)とシヴーカのアコーディオンが効果的な1曲です。

 

23.Novos Baianos「Misterio Do Planeta」1972
こちらもバイーア出身のアーティスト、ノヴォス・バイアノスの傑作2ndアルバムです。
ガット・ギターと歌だけのところからバンドが加わるアレンジを得意としていて、この曲もそこがすごく気持ちいいです。

 

24.Caetano Veloso「Julia / Moreno」1973
バイーア出身のアーティストで一番有名なカエターノ・ヴェローゾ、良い曲が多すぎてどれにするか迷いました。
個人的にカエターノは70年代前半よりも70年代後半、更に70年代後半よりも80年代の方が好きな曲が多いのですが、ここでは73年のアルバムよりちょっと変わった、そしてカエターノらしい1曲を選んでみました。
1フレーズ毎に音符が足されていく構成が面白いですね。

 

25.Vinicius De Moraes Con Maria Creuza Y Toquinho「Que Maravilha」1970
ヴィニシウスとトッキーニョのコンビがマリア・クレウザを迎えたアルゼンチンでのライブ盤です。
僕はアゴゴ(金属の打楽器)が大好きなのですが、アゴゴが入った曲というと一番初めにこれが思い浮かびます。

 

26.Elis & Tom「So Tinha De Ser Com Voce」
地味ながらもジョビンの作曲の面白さが際立つ1曲。
エレス・レジーナの力みのない歌と、セザール・カマルゴ・マリアーノのローズが心地良いですね。

 

27.Orlandivo「Onde Anda O Meu Amor」
アレンジや鍵盤でジョアン・ドナートが参加すると、とにかくグルーヴィーになります。
(Spotifyにはオリジナル・アルバムがなかったんですが)このアルバムを聴いてもらえると、それがよく分かると思います。

 

28.Tania Maria「Samba De Orly」1975
タニア・マリアによるカバーで、作曲者はトッキーニョだそう。
原曲にはこのヘンテコなメロディーのイントロがなかったので、このイントロはタニア・マリアのアイディアなのかもしれません。
このヴァージョンを聴いて、こういうヘンテコなイントロの曲が作りたい!と感化された僕は「ムード・ロマンティカ」という曲を作りました。

 

29.Doris Monteiro「Maita」1976
ドリス・モンテイロは印象が地味であんまり聴いているわけではないんですが、この曲はリズム・アレンジが印象的な爽やかなで好きな1曲です。
最後、歌の譜割を変えるアイディアが面白かったのか?よく分かりませんが歌いながら笑っちゃってます。こういう余裕欲しいなと思いました。

 

30.Anamaria E Mauricio「Fatal Fatal」1972
ソフト・ロックっぽいお洒落さのある曲です。彼らの1stアルバムは、よりポップで結構聴きました。
この2ndで一番好きな曲を選びました。
二人の歯切れの良い歌声とオルガンが印象的な曲。

 

31.Chico Buarque「Sinal Fechado」1974
シコ・ブアルキのカバー曲集から。
この暗さと緊張感がすごく好きで、選びました。

 

32.Antonio Carlos Jobim「Boto」1976
アントニオ・カルロス・ジョビンの70年代の作風をよく表している一曲だと思います。
こういった曲調は50〜60年代のボサノヴァ期のジョビンの印象からはちょっと想像付きません。
ビリンバウの音で始まり、そこからバンドが入ってくる感じが溜まりません。
エドゥ・ロボの音楽なんかもそうなんですが、この不協和音を楽しめるようになるとブラジル音楽を聴く楽しみが一気に広がります。

 

33.Dory Caymmi「Nosso Homem Em Tres Pontas」1972
ミナス系のミュージシャンと作ったドリ・カイミの1stアルバムのラストを締める暗く重たくも壮大な1曲です。
歌詞はなく、スキャットで歌っているところが神々しいですね。
ヴァギネル・チゾのロータリーを使用していないオルガンも良い感じです。

 

34.Milton Nascimento & Lo Borges「Um Gosto De Sol」1972
後半の感じもものすごく好きなんですが、
この前半の「悟り」的な雰囲気はなんなんでしょう。
聴いていると涙が溢れ、違う時空に誘われるような、特別な一曲だと思います。

 

35.Sidney Miller「Línguas De Fogo」1974
ミナス系がバックの演奏をやっているといわれている一枚です。
詳しくは分かりませんが、音を聴いて、同時期のミナス系の作品にすごく似ていると思いました。

 

36.O Têrço「Ponto Final」1975
ヴィニシウス・カントアリアやフラヴィオ・ヴェントゥリーニが在籍していたことで有名なロック・バンド。
プログレっぽさを感じる1曲です。

 

37.14 Bis「Tres Ranchos」1979
こちらもフラヴィオ・ヴェントゥリーニが在籍していたロック・バンドです。この曲を歌っているのはフラヴィオですね。
曲はタヴィーニョ・モウラとの共作曲のようです。

 

38.Guilherme Arantes「Estrelas」1979
プレイリストの最後は「僕たちの人生良かったね」って雰囲気?の、ギレルメ・アランチスの切ないバラードにしました。

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