2018年5月15日
Lamp 8thアルバム『彼女の時計』リリース



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音楽レーベルBotanical House



生い立ちからバンド結成、
そして現在までの経緯。


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カルチャーといえばカルチャーです
「自分とは何か?」という問いに対する答えは見つかりませんが、見つからないなりにも、考え推測することは可能です。

僕は学生時代にこの答えを生物学に求めて、リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』を読みました。以前、そのことにちょっと触れました。
読んだのがだいぶ前なので、詳しいことは忘れましたが、このドーキンスの理論は、生存競争をしているのは個体ではなく遺伝子であって、個体は遺伝子の乗り物にすぎないと考えた画期的なものでした。ダーウィンの進化論をより適確に、よりわかりやすく説明したもので、生存競争に有利な遺伝子ほど適応率が高くなり、そういった遺伝子がより多く次世代に伝わり、そうでない遺伝子は淘汰されていくというものでした。
このドーキンスの理論は、「働きアリ・働きバチに生殖行動がないこと」や
「同種のアブラムシに2つのタイプがあること(兵隊型と普通型?)」など、それまで個体の生存競争という考えでは説明しえなかった事象をすっきりと説明しました。
このドーキンスの考えを、より具体化して私達人間の日常生活に関係があることに照らし合わせて考えたのが、竹内久美子という人です。
この竹内久美子の書いたものは、ドーキンスの理論を飛躍させすぎているなど、多くの批判がありますが、それでも内容は非常に興味深いものだと思います。


リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』


これらが僕の生き方(っていうと大げさ?)に影響を与えたのは間違いありません。
その選択が、科学がもっと発展した時代から考えると馬鹿みたいなことに映るかもしれませんが、今の時代に生きる人間としては致し方ない選択だと考えています。

学生時代の僕は「自分(=人間)とは何か?」を知るには、「生命とは何か?」を知ればいいと思ったんですね。
で、その「一番初めの遺伝子はどうして自分のコピーを作ったのか?」という部分なんですが、そこには何の理由もないと思います。こう考える根拠は何もなく、ただの感ですが。知る由がないので、最後は感に頼るしかないのです。
とにかく、地球(宇宙?)で、一番初めの遺伝子が自分のコピーを(たまたまでもいいから)作って、それが現在まで続いてきた。
じゃあ僕もそうするために努力しなければいけない(のか?)。
(のか?)の部分にはさらに「そうではないのか?」が付きますね。もうここは生物学的な観点から離れて哲学の方に飛びます。
自分の人生は1回しかなく、有限なものであります。
例え何かを残したとしても(自分の子どもでもいいし、最高の芸術作品でもいい)、それもいつかはなくなってしまう。それらを認識する一切がいつかはなくなってしまう。
じゃあ、僕はどうすればいいんでしょうか。
ここで、ニヒリストのようなやたらとすごい理屈に飛んでしまいますが、もうこうなったら今という瞬間瞬間を自分が満足するように生きるしかないではないですか。
と言った瞬間「そうすることによって満足するのか?」という問いが自分に降りかかってきます。
苦しいですね。生きるのって。
でも、苦しんでいては勿体無い。せっかくの時間が。
でも苦しんで満足なのか。どうなのか。

で、お解りの通り、こういうことを考えながら、時間だけは進んでいってしまうので、とにかく自分がやりたいと思うことの一つである音楽を作ろうと思ったんですが、「作る」といっても色んな考え方があると思います。
どういったものを作るべきなのか。
自分の中に自然発生したものを表現するのか。
他の誰も作っていないようなものを探求していくのか。

こう記すことによって自分という人間が見えてきます。
あまり他の人とこういったことを話す機会というのはないので。

まだまだ続けたいところですが、

今夜はおやすみ。
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