2018年5月15日
Lamp 8thアルバム『彼女の時計』リリース



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『DNAから見た日本人』を読んでいる途中
『DNAから見た日本人』という本を読んでいます。
「殺人事件」関連の本を7〜8冊読み続けていたので、小休止という感じです。

日本人のルーツ、起源、生命の進化など、こういう分野の本は、時々読むと面白いですね。
ところで、科学系の本を読むときは必ず発行年をチェックします。情報がある程度新しくないと読む気がしないのです。

僕らの世代は学校の歴史の授業で、「日本列島への稲作の伝来と共に食文化が変わり、身体・骨などが発達し、縄文人が弥生人となった」と教わった気がしますが、今ではそれは完全に否定されているみたいです。
現在、日本人の成り立ちを探る上で、基本となっている考え(定説)は、「二重構造説」というそうです。
旧石器時代(遅くとも5万年前)に東南アジアから移住してきた人たちが最初に日本列島に住みつき、縄文人となり、その後、弥生時代になる頃に、北東アジアに住んでいた人々が移住してきて、それまで日本列島に住んでいた縄文人と混ざり合って、今の日本人の先祖にあたる人たちの基本的な形が出来上がった(という言い方はおかしいですが)そうです。
日本列島へ移住民の波がおおまかに二回あったことから「二重構造説」というそうです。
DNAでみると、学校で習ったような「縄文人から弥生人への変化は、同一集団が変化したものである(これを「変形説」といいます)」というようなことは、ほぼ間違いなくないそうです。


DNAから見た日本人 斎藤成也 ちくま新書

本の中に色々と資料が出てくるのですが、どれもすごく興味深いです。
中でも、僕が特に興味を惹かれたのは、「現代人が地球上に拡散していった想像経路」というやつです。
これと同じようなものが、以前読んだ『日本人の起源(ルーツ)を探る』という本にも載っていました。
ミトコンドリアDNAなどのDNAを調べることによって、集団がいつどこで分かれたかというのが大体わかるそうで、それをもとに人類が拡散していった経路を想像した図が載っています。
まず、現在の人類の祖先はおよそ15〜20万年前にアフリカ大陸の東部に誕生しました。そして長い時間をかけて、アフリカ大陸の中でいくつかの集団に分かれたそうです。特にサハラ砂漠以南と以北の地域間での遺伝的距離は遠いそうです。
そして、アフリカ北部の集団の一部が西ユーラシア(ヨーロッパ、西アジア、インドなど)の地域に広がったのが5〜10万年前。さらに、インドより東の中国大陸、サフール大陸(ニューギニアやオーストラリア)、1万5千年前にはベーリング海峡を渡って、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸という風にひろがっていったそうです。オセアニアの小さな島々への移住は2,3千年前と考えられています。
日本列島へは、早ければ10万年前、遅くとも5万年前に、先住民が住み着いたと考えられています。
と、ほぼ写しながらも、文章でまとめてみましたが、こういう作業って大変ですね。こういう本を書いている学者って偉いな。ちょっとした表現に命をかけている感じが文章から伝わってきます。
なんかそう考えると歌詞を書くのと似てるかも。恐いですね。

人類の進化については、「多地域進化説」(ネアンデルタール人や北京原人が現代人の直接の先祖だと考える説)と「単一起源説」(全てはアフリカで始まったと考える説。まあここで全部を説明すると長くなるので。。。「最初の出アフリカ」については割愛。学者じゃないし。。無責任。)とがあり、長い間争われてきたそうですが、DNAを調べた結果から「単一起源説」が有力になり定説になったそうです。と、DNAを調べれば、何でも分かってきてしまうんですよ。
ミトコンドリアDNAを調べることによって、ヒトと猿がいつ分かれたのかとか、猿と鼠がいつわかれたのかというのが分かるらしいです。

って、ホント話しが尽きないんですが、面白いので、自分が興味あるページだけでも、読んでみてください。

これを読んでいて、僕のDNAも調べて欲しいと思いました。どの民族に近いのかとか気になります。

話しが変わりますが、僕は、「宇宙とは何か」「生命とは何か」「人間とは何か」というようなことを知ろうとすることが、「自分とは何か」を知る第一歩だと考えます。
もちろん一生かけても、いや、何世代かけても、これについての明確な答えが出るとは思いませんが、その前に明確な答えがあるとは思いませんが、という答えを出している自分がいますが、でも、なんとなく答えらしきものに近いところまではいける気はします(その「答えはない」ということが今現在の僕の答えになっています。ニヒリズムですね)。少なくとも、そうすることによって、今目の前にある選択肢の中から自分で、よりはっきりとした根拠を持って、物事を選択していくことができます(真に正しいものがあるとして、その根拠がそれに背いていようとも)。
例えば、僕の場合、「答えはないが、では、その中で何を選択していくか」ということが、時に自分を動かしています。
「答えがないのに、どうやって物事に価値を見出しているのか」という疑問があります。今のところそれには答えられません。
ただ選択していくしかないから、そうしているだけ。
最近は「芸術家の動機と作品の矛盾」について考えています。これについてはもっと考える必要がありそうですし、また別の機会に。
まあとにかく上に書いたような精神状態で作品を作っていくのはとても困難であったりします。



と言いながら、まだこの本を全部読んでいないので、今は残りのページも楽しんで読んでいきたいと思います。
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