2018年5月15日
Lamp 8thアルバム『彼女の時計』リリース



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One Year
今日は早い時間帯に書きます。

知っている人もいると思いますが、僕は水木しげるの漫画が好きです。
水木漫画のどこが良いのかっていうと、言葉で説明できる部分で言いますと、

’愀覆虜戮な描写
▲札螢佞隆駝さ
コマを斜めに切るように出てくるセリフや音

,覆鵑任垢、言ってみれば、一コマ一コマが一つの絵画のようなんですよね(どうでもいいコマももちろんたくさんありますが)。
コマの連続で動的に見せようとしている漫画ではないんですね。日本的な感じのする雰囲気のある絵です。
△海譴呂覆鵑箸いΔ。。。現実的な場面においても、すごく非現実的なんです。普通ならすごく迫力を出さなきゃいけないところで、冷静なセリフが出てきたりとか。
コマの右上から左下に向かって斜めに書かれる手書きのレタリング文字のことです。これがなんか懐かしいんですよね。つげ義春もたまに使っていますが、水木漫画の特徴ですかね。

文章じゃ残念ながら表現できないんですけど、とにかく醸し出される雰囲気が絶品です。読んでいて、平坦な冷たい感じがするんですが、それがすごーく良いですよ。
考えてみれば、諸星大二郎も大友克洋の短編なども僕の好きな漫画は平坦で冷たいものばかりかも。


左上『ねずみ男の冒険』 右上『幻想世界への旅』
左下『幽霊艦長』    右下『京極夏彦が選ぶ!水木しげる未収録短編集』
全てちくま文庫

水木しげるの作品はかなりの数があるので、僕は安い文庫で買っています。
まずは、有名な『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』などではなく、このような短編集を読むことをおすすめします。

『ゲゲゲの鬼太郎』にも出てくるねずみ男ですが、ぼくはこの『ねずみ男の冒険』に出てくるねずみ男のほうが好きです。この頃のほうが風格があります。

『幻想世界への旅』は、わりと初期の水木しげるの短編が入っていて楽しめます。どの話も面白くて読んだときは興奮したなぁ。

『未収録短編集』は水木しげるの貸本漫画から少年漫画、青年漫画と全ての作風がこれ一冊で知れるという意味で良いかもしれません。段々描きこみが減ってきてます。
ちなみにこの表紙の人物は「山田」とか「山本」とかいう名前でよく出てきます。平凡な人物として描かれることが多いです。


水木しげるは自身が太平洋戦争で実際に徴兵され、戦争の最前線(南太平洋上の未開の島)に送られ、小隊の仲間が全滅の中、敵中を一人で逃げ回った経験をした方です。この体験をもとに書かれた作品をいくつか読みましたが、どれも本当に面白かったです(面白いというのは、当たり前ですが滑稽の意味ではないですよ)。これを読んでからちょっと太平洋戦争に興味を持ちました。そのときに、水木しげるは片腕を失くしてしまいました。これについては、この『幽霊艦長』に収録されている「敗走記」でも一部を読めますが、これについては『コミック昭和史』(文庫だと全8巻)を読むともっと詳しくわかって良いです。


今はこんなのをかけています。

Colin Blunstone 『One Year』1971年

ゾンビーズのヴォーカリストのソロ作品。ゾンビーズのメンバー、ロッド・アージェントとクリス・ホワイトも全面協力。
ぁCaroline Goodbye」が切ないです。僕はこの曲から見える景色がすごく好き。
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