2018年5月15日
Lamp 8thアルバム『彼女の時計』リリース



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音楽レーベルBotanical House



生い立ちからバンド結成、
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ヘタウマ

Astrud Gilberto 『The Shadow Of Your Smile』1965年

僕は最近このアルバムがものすごく好きです。
今の気分なんだと思います。

この人の歌を聴いているとすごく考えさせられます。
以下のような事。

この人の歌は、上手いのか下手なのか。

うーん、
とりあえず「下手」だという事にします。
それが一般論でもあるし、確かにピアノやギターなどのチューニングされた楽器が出す音程に対して、他の歌手よりピッチがずれているように聴こえますから。

じゃあ、この人の歌は「良い」か「悪い」か。
これは間違いなく「良い」です。僕にとって。

ということは、「下手」だけど「良い」歌だということですよね。
音楽は競技ではないので、上手さや点数を競っているわけではないですよね。

いかに聴いた人の感情に触れるかだと思います。


ところで、僕が、作られる音楽全般に対して危惧していることの一つに、次のようなことがあります。
それは、「音楽をやる側の人間が、技術に走りすぎる嫌いがある」ということです。

音楽活動を続けるうちにどんどん技術的になっていくのは、どうしてなんでしょうか。

「技術的な進歩はとても納得しやすい」からだと、僕は思うんです。
いきなり僕なりの結論っぽいことを書きましたが、どういうことかといいますと、
人は、以前より器用に作れていればそこで納得してしまう(納得しやすい)んですね。
「これでいいんだ。良くなっているじゃないか。」なんていう思考回路が働きやすいのだと思うんです。

逆に、感性には目に見える進歩はありません。進歩どうこうの問題ではないですものね。
ミクロ(技術)を追求することによって、マクロ的視点(感性)を忘れてしまうんです。


そして、その感性に訴えかけてくるのが、例えばこのアストラッド・ジルベルトだったりフランス・ギャルだったり、彼女らは、ある意味、すごく「上手い」歌手だと思うんです。
良い感じで音程をずらしてきます。
その波が心地よいのでしょう。

音は波だと言います。

なぜ、伊藤銀次や鈴木茂のダブル・トラックの歌がキラキラと輝いてとても心地よいのか。
なぜ、スティーヴィー・ワンダーやマイケル・ジャクソンのCDを歌詞を見ながら一緒に歌うと、ただ彼らの歌を聴くだけより心地よく感じるのか。
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