2018年5月15日
Lamp 8thアルバム『彼女の時計』リリース



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トロピカリア

『トロピカリア』 カルロス・カラード著 プチグラパブリッシング 2006年

この本は1960年代後半にブラジルで起こったムーヴメント「トロピカリズモ」について書かれた本です。
最近、この本を人から譲り受けまして、今日読み終わりました。

カエターノ・ヴェローゾの音楽が大好きな僕にとって、大変興味深い書籍でした。
特にカエターノ・ヴェローゾとガル・コスタのアルバム『ドミンゴ』とカエターノの1stの制作に関するところは興奮もの。
知らなかったことをたくさん知った気分です。
非常に読み応えがありました。

「トロピカリズモ」とは、簡単に説明しますと、60年代のブラジルの保守的な音楽(芸術)に不満や危機感を募らせたカエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジル、その他のアーティストたちが既存の文化を批判・破壊すべく繰り広げた活動のことです。

知っている名前のアーティストがたくさん登場してくるのがまた面白く、ブラジルの音楽にさらに興味がわきました。

読みながら、「思想」と「音楽」それらの関係について、非常に深く考えました。

カエターノはムーヴメントが鎮火した後、言います。
「トロピカリズモ」は「ボサノヴァ」のように新しい種類の音楽を提供したわけではなく、批判そのものが目的だった、その姿勢を提示しただけだった、と。

「ボサノヴァ」と「トロピカリズモ」。
どちらも既存の音楽を批判するかたちで生まれたものですが、カエターノに言わせれば、
ボサノヴァは批判よりも音楽が前面に出ていたのに対し、トロピカリズモは音楽以前に批判があったということでした。
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