2018年5月15日
Lamp 8thアルバム『彼女の時計』リリース



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モレーノ・ヴェローゾの『Moreno+2』を聴いて ―新しさについて
「新しい」に騙されないほうがいいと思う。

以前、カエターノ・ヴェローゾの息子であるモレーノ・ヴェローゾの『モレーノ+2』を、友人に聴かせてもらった。
カエターノのファンには嬉しい内容だった。
その歌声は父親のカエターノそっくりだし、曲調もそっくりだった。韻の踏み方とか、譜割りとか、本当にそっくり。
(歌はカエターノの方が上手いけど)

正確にはわからないけど、モレーノが幼少時代って1970年代だから、一番多感な時期に父親のあの素晴らしい音楽を浴びて育ったんだと予想できる。
実際、モレーノの音楽を聴いて、いつのカエターノを思い起こさせるかと言えば、1975年あたりから「オウトラ・バンダ・ダ・テーハ」の頃くらいのカエターノっぽいんですね。

そこで、僕は思うわけです。
このモレーノの音楽、「新〜」とか「ネオ〜」とか言われているけど「モレーノの何(どこ)が新しいのか」と考えると答えに窮してしまうんです。
歌声と曲が父親カエターノに本当に似ているだけに、その違いを比べるのがすごく容易なんですね。
この疑問は、モレーノというよりも、今の音楽界に投げかけられているものだと思うんです。

「この20数年で音楽の何が進歩したのか」

この親子がこれを証明してしまっているかのようです。

僕なりに言葉で表現するなら、「ほとんど進歩なし」となります。


かといって、「モレーノの音楽は良くないのか」と言われれば、そんなことはなく、「すごく良い」んです。

そこを取り違えてしまうことが、モレーノの音楽の魅力を掴みにくくしてしまうような気がします。

当たり前のことなんですが、一番重要なのは「新しいかどうか」ではなく「良いかどうか」だと思うんです。


Moreno+2 『Music Typewriter』2001年

カエターノを好きな人がいる場所で、何気なくかけたい1枚ですね。
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