2014年2月5日
Lamp 7thアルバム『ゆめ』リリース



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音楽レーベルBotanical House



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ブラジル音楽のすすめ ■第1回 Joao Gilberto

日頃、このブログに、自分のバンド「Lamp」の活動報告を主として書いているほか、
僕が気に入って聴いている音楽についても書いておりますが、
聴いている音楽についてあれこれ書いていることが、
どうも情報が煩雑になっていたり、分かりやすさに欠けていたりで、
「普段、日本のインディーズ(もしくは邦楽)しか聴きません。」「ブラジルの音楽なんて全然知りません。」という方々もこのブログを見ているかと思いますが、
特にそういった方々にとっては、
ブラジルの音楽って、興味がないわけではないけど、書かれているそれが一体どんな感じの音楽なのかわかりにくい。とか、色々あってどれから聴いていいのかわからない。というようなことがあると思います。

そこで、普段の記事は今まで通り、これが良かったとか、あれが好きなどと、適当な感じで書いていきますが、
それとは別に、カテゴリーを「ブラジリアン・ミュージック入門」として、まだブラジルの音楽に触れたことがないという方々に対して、「もし興味がおありでしたらこんなCD(アルバム)がお薦めですよ。」といった感じで、そのような記事も並行して書いていきたいと思っています。

多分、全部で20回くらいで完結すると思います。
また、興味を持っていただいた方々の財布事情も考慮しまして、一気に何枚も薦める事はなるべく避けたいと思っていますので、更新は比較的ゆっくりになります。

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ブラジルという国には、なぜだかわかりませんが、素晴らしい音楽が信じられないくらい沢山あります。
僕もまだまだ知らない音楽が多いのですが、より多くの方とともにもっと良い音楽を聴いていけたらいいなという想いとともに、ここに入門編として、いくつか紹介しようと思った次第です。

まず、ブラジルの音楽を知るにあたって、Bossa Nova(ボサ・ノヴァ)とMPB(エミ・ペー・ベー)という二つのジャンルのようなものがあるということを知ってもらいたいと思います。

ボサノヴァ以降のブラジルのポップスをまとめてMPBと云います(MPBとは、ムジカ・ポプラール・ブラジレイラの略でして、カテゴリーとして、ブラジルのポピュラー・ミュージックということを意味しています)。
ここでは、まず、MPB紹介への橋渡しとして、ボサノヴァの名盤をいくつか紹介していきたいと思っています。

Bossa Novaとは、1958年以降から1960年代中盤までブラジルで流行した音楽で、すぐさまヨーロッパやアメリカでも流行しました。ジャズのハーモニーとサンバをゆったりさせたようなリズムの、静かで洒落た雰囲気の音楽で、最近の日本でも、バーやカフェ、はたまたテレビ番組に挿入されたり、日常のいたるところで流れております。ですので、誰もが耳にしたことがある音楽だと思います。

さらに、そのボサノヴァの流れの中で、(当時の)若い世代の音楽家が、伝統的なブラジル音楽やボサノヴァから影響を受けながらも、欧米の大衆音楽(ロックやポップス、ソウル、ジャズ、クラシックなど)の影響も受け、それまでのブラジルの音楽とは明らかに違った音楽を作り出していって、それがブラジルの大衆音楽として時代とともに様々な形で変遷していくのですが、それらの総称がMPBということになるのです。日本での一般的な認知度ではMPBよりもボサノヴァの方が高いと思います。

というわけで、Bossa NovaとMPBの名盤案内を始めたいと思います。

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第1回目はJoao Gilberto(ジョアン・ジルベルト)を紹介します。

彼は、アントニオ・カルロス・ジョビンという作曲家とともにボサノヴァを創った人でして、ジョアン・ジルベルトのギター奏法がなければボサノヴァというジャンルは確立されなかったといわれています。
ボサノヴァ以降のブラジルの音楽に多大なる影響を与えた人物です。近年、何度か来日してコンサートを行いました。

彼のいくつもある代表作の中から、『Getz/Gilberto』という1963年のアルバムを紹介します。


Stan Getz / Joao Gilberto 『Getz/Gilberto』1963年


これは、アメリカのジャズ・サックス・プレイヤーであるスタン・ゲッツという人と共同名義になっており、アメリカで録音されたアルバムです。

雰囲気は、これ以上ないっていうくらい落ち着いたとてもお洒落な音楽です。
これはボサノヴァ全般に言えることですが、恋人と過ごす時間を素敵なものにするBGMとしてもうってつけだと思います。

このアルバムの魅力は、ジョアン・ジルベルトという素晴らしい表現者がアントニオ・カルロス・ジョビンという大作曲家の代表曲(「The Girl From Ipanema」「Desafinado」「Corcovado」「So Danco Samba」「Vivo Sonhando」等)を演奏していること、ジョアン本人の歌とギターが非常にきれいに録れていること、それと、アストラッド・ジルベルトという可愛らしい声の女性の歌が聴ける事だと思います。
僕がこれを初めて聴いたとき、ジョアン・ジルベルトの歌声も衝撃的でしたが、アストラッド・ジルベルトの歌声もまた衝撃的でした。彼女のような声の歌い手は未だに聴いたことありません。
そしてボサノヴァを色々と聴いていくとわかりますが、ジョビンの曲って本当に凄いんですね。特にこの頃のジョビンの作るメロディーとハーモニーの組み合わせは様々な工夫に満ちています。


それでは、音を聴いてみましょう。
代表曲である「The Girl From Ipanema」です。
最初に歌っているのが、ジョアン・ジルベルト、途中から入ってくる女性がアストラッド・ジルベルトです。



はじめは「これがボサノヴァっていう音楽なのかぁ」というのをこの盤で体験してもらえば十分だと僕は思います。
聴いているうちに、この時代に録音された音の世界に飛び、もっと色んな魅力に惹かれていることでしょう。

こういう雰囲気のものがもっと聴きたいという方は、いくつかご案内差し上げますので、お気軽にお問い合わせください。
ただ、求めているものと違っていたら、その場合はすみません。

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